IT系メモ

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α55のピント拡大機能の不満点

α55の機能の一つに「ピント拡大機能」があります。どういう機能かというと「ゴミ箱」ボタンを押すと、任意の場所を1.0倍→7.5倍→15.0倍とボタンを押すごとに拡大して表示します。

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どういった時に使うかというと、ポートレート撮影の時が考えられます。


ポートレートでは目線をカメラに向けていたとしても、左右の目の距離が異なっているときがあります。そういった時は手前のまつ毛にピントを合わせるのですが、AFがちゃんと認識して手前のまつ毛にピントを合わせているか確認したいところです。


確認してピントがあっていなければMFに切り替え、ピントの微調整を行ないます。


カメラの操作は以下の流れになると思います。

  1. シャッター半押しでAFによるピント合わせ
  2. AFが認識した場所を拡大しピントがあっていることを確認
  3. もしピントがずれているのであれば、MFに切り替えて微調整


しかしながら現状のα55ではこれがスムーズではありません。拡大機能を使うとピントを合わせている箇所を拡大するのではなく、前回指定した位置に枠が出てきて、これを毎回動かして拡大する場所を指定してやらないといけません。


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またシャッター半押しした状態で、ゴミ箱ボタンを押しても拡大されません。困った。


ピントを合わせたあとにカメラを動かしてフレーミングするのはあるので、そういった場合には現状の仕様でも十分なのですが、選択できるようにならないものでしょうか。


シャッターを半押しした状態で、ピントが合った緑枠を拡大表示するだけでかなり使い勝手がよくなると思うのですがどうでしょう。
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