IT系メモ

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Amazonの未来を想像する

anond.hatelabo.jp

 

Googlezon」というグーグルとAmazonが合わさると言われたのが10年以上前だ。
国という枠を飛び越えているのも確かだろう。
アフィリエイトマーケットプレイスによってAmazonに生命線を持たれている人もいるだろう。


より多くの人を抱え込もうとしているわけだが、Amazonが考えるカテゴリーに入っていない人には恩恵がない。通販でどこでも配達してくれるじゃないかと思うかもしれないが、配達業者がサービスを提供してくれるから大丈夫なのであって、Amazonではない。配達が遅延して、客の不満が出るところは他社に任せておいて、いいとこ取りできるポジションをキープするのがAmazonである。

Amazonは、人々を導くことはしない。お前の人生を考えると我慢して今はこれをしておくのが長期的にお前の利益になるのだ、ということはない。
(十年後なんてわからないのだから)今買って遊んで楽しんで!を提供する。

Amazonがマシュマロ実験をするのだ。家の中にカメラが入り、マイクが入り、全てを管理した上で、ワンボタンで欲望を満たせるようにしておきながら、Amazonが考える人生に乗ろうとすると、自身で欲望を制御しなければならない。

今のAmazonにも弱いところがある。Amazon自身でよりハイスペックで高級な生活を提供できない。高級店と提携、買収をして、それまで縁のなかったような人にも、ちょっとした贅沢を提供するのはAmazonにはできるが、それが普通に落ちた後に、Amazon自身がよりハイスペックなライフスタイルを提供することは出来ないのだ。

 

ホール・アース・カタログになると思った?残念、AmazonAmazonなのだ