大阪のオタクの町「日本橋」と秋葉原の類似性と差異
まず大阪の日本橋が何処かを説明しなければならない。東京に山手線があるように、大阪には「環状線」というグルッと回った路線がある。下の地図で青色の線で囲んだところが環状線である。
新幹線やバスなど関東から大阪に来る場合には、大阪駅を中心として何処に移動するかを決めることになる。そして日本橋はこの環状線沿いにあるわけではない。山手線と同じ感覚で乗っていれば時間はかかるがいつかは到着すると思ったら、円環の理に導かれてしまい到達することはできないので注意が必要だ。
日本橋に行こうとすると地下鉄に乗らなければならない。大阪では環状線の中を地下鉄が縦横無尽に張り巡らされている。関東に住んでいる人にはおなじみであろう。
大阪日本橋にはオタロードというのが存在する。名前の通り、アニメや漫画関係のお店が並んでいる通りのことだ。池袋の乙女ロードのように女性向けショップが並んでいるわけではない。
それでは場所がわかったところで日本橋を紹介していこう。
安心のソフマップ
秋葉原と同じく日本橋にもソフマップは存在する。店頭に大きなアニメの広告が貼ってあるあたりも同じである。
ケバブは秋葉原だけではない
日本橋に来る以前に経験している秋葉原の味を思い出すための再生装置としてのケバブももちろん存在する。
メイドさんの呼び込み
日本橋ではなくオタロードの近辺にだけだがメイドさんの呼び込みはある。しかしここで注意がひつようである。大阪のメイドさんはギャルが多いとし、あんなのはメイドさんではないとオタク界隈では議論になること可能性がある。
閉店セールのアクセサリーショップ
秋葉原の駅前で行くたびに閉店セールしているアクセサリーショップがあるが、日本橋にももちろん存在する。ここは価格が安いのでいいのだが、女の子が声をかけてきたかと思うと30万近辺のアクセサリーを売ってきたりするので童貞は注意が必要である。
食べながらでもTwitterを確認したいときはカレー
秋葉原にもカレー屋は多い。日本橋はさすがに数は減るが幾つかカレー屋はある。食べる間も惜しんでTwitterをしたい場合に便利である。
怪しい商品もある
マジコンなどの怪しい商品ももちろんある。しかし一時期摘発が厳しくなったこともあり、数は減っているようだ。
日本橋案内所
秋葉原でも駅前に案内所があるが、もちろん日本橋にも存在する。日本橋応援キャラクター「音々(ねおん)ちゃん」と「光ちゃん」が迎えてくれる。ちなみにキャラクターデザインはいとうのいぢさんである。
このキャラクターであるが、関西国際空港で行われたJapan PopCultureFestivalにも出ている国際派である。
これぞ大阪!な放置自転車
大阪といえば放置自転車である。全国最下位を独走中である。これでは2次元に逃げたくもなるものである。
なぜ大阪の日本橋はネットで話題にならないのか
このエントリーを書こうと思ったキッカケは、なんで秋葉原はネットで話題になるのに、大阪日本橋はならないんだろうということからだった。
秋葉原は出版メディアと密接に絡みがあるのだが、大阪日本橋はない。観光客の獲得もできていないので、外国人を見かけることも少ない。
単純に秋葉原は行く人の数が多いだけなのかもしれないが・・・。
ベルサーレのような大きなイベントスペースが日本橋に無いので、メディアに乗りにくいというのもあるのかもしれない。