ソニーがGoogle/Amazon/Appleと比較して足りないもの
上のような記事が上がっていたので、思ったことを書く
ソニーのプラットフォームからお金をもらっている人が少ない
ソニーがGoogle/Amazon/Appleと何が違うのかは、ソニーがプラットフォームを提供していないため、お金を払って儲けている人がいないことである。
Googleは広告費を出してくれるため、Web記事を買いたり、Androidアプリ開発したりする。Webで忘れられないために、定期的にネタとなりそうな技術ニュースを提供している。YouTuberもGoogleが支払っている金額にナーバスになったら動画内で値段のことは言えないのだ。共通イメージとしてはオープンなイメージがあるだろうが、限定オープンの時代だ。
Amazonもアフィリエイトでブログ収入を得るとか、中古販売をするだけでなく、AWSを使って儲けている。
ただしKindle Unlimitedであったように、予想以上に支払う額が増えると止めてしまうである。
最近でこそ利益を出しているが、赤字体質だったが叩かれなかったのは、Amazonを使って儲けている人が多かったためだと考えている。
AppleはiOS上でアプリ開発して収益を上げる道具になっているので注目が集まる。
iPhone修理屋もiPhoneがないと事業継続できない。
昔からのAppleファンがいて宗教っぽさはあるが、Macも仕事道具であり、iPhoneも仕事道具である。仕事道具であるので、Appleの動向次第でご飯が食えなくなる可能性があるのでニュースや噂に注目しなければならない。
趣味で持つから、お金儲けが出来るから出来るものを
iPhoneにイメージセンサーが使われている、カメラもイメージセンサーの性能がDxOで評価が高い、PS4はようやく面白いソフトが出てきている。
物を売って終わりであり、ソニーからお金儲けをするために、物を買ったりサービスを受けたりしていない。iPhoneはスマフォでビジネスをしている人は画質などを気にしないといけないのだろうが、直接ソニーからお金をもらっていないので、ソニー以外のイメージセンサーでも構わないだろう。
カメラも趣味でやっている人が殆どであり、プロのカメラマンは限られている。
Amazonでカメラ転売で利益を上げている人もいるだろうが、転売に逆風が吹いている中ではそれ自体が言いにくい。
写真の販売もストックフォトがあるが、ソニーが提供しているわけではない。
デザインがどうだとか、技術がどうとか、条件は色々あるのだが、要はソニーの上でお金を稼げる製品や仕組みが必要なのだ。
チェキが再び流行り始めたとか言われているが、アイドルの生誕祭などでチェキを一緒に撮るというのが流行ってきたからといのも一因だろう。お金を稼ぐためのものは売れるのだ。
コンシューマー製品だからBtoBとは違うと言われそうだが、Webサービスに関わっているならスマフォで確認しておくかとか、何がスマフォで流行っているかウォッチしておくかとか、そういうことになっている。
何より職場でのコミュニケーションのためにWebで会話のネタを探すというのもあるだろう。
エンタメのためだけだと4,5万出すのもギリギリ、10万のスマフォ価格のものはもう出せない。カメラは10万以上するから買わない。そういう時代になるのだ。
プラットフォーム戦略を数年前から言われているが、やはり必要なのだろう。