The new iPadはCPUは2コア、GPUはPSVitaと同じ4コア
iPad3だと言われていましたが、The New iPadという名前だそうです。最近のAppleは事前に情報のリークが激しいので、ナンバリングなどをすると分かってしまうので、名前を変えていかないという対策なんでしょうか。
そんな新しいiPadですが、使われているSoCの名称は「A5X」とのことです。そしてCPUはこれまでと同じ2コア、GPUはクアッドコアになったとのこと。
実際プログラムをビルドしてみないとわからないですが、英ARM社製Cortex-A9 2コア、イマジネーションテクノロジーズ社製SGX543MP4でしょうか。
CPUに関してはこれまでと同じとAppleも言っていたので、コアは変わっていない(Cortex-A15ではない)のでしょう。
PSVitaのCPUはCortex-A9の4コア、GPUがSGX543MP4+です。+はPSVita独自の拡張。Appleに関しては特に独自に拡張しているという話は発表ではなかったようです。
GPUに関してもイマジネーションテクノロジーズのシリーズ6となるPowerVR G6200、PowerVR G6400ではないんでしょう。(イマジネーションテクノロジーズはシリーズ6は、シリーズ5より20倍性能が上がると言っています。)
解像度を上げるのは想像するのは簡単なのですが、LSI的には頭を悩ますところで、消費電力が馬鹿にならないのと、ディスプレイを表示している間はずっと帯域を食います。
前とバッテリーの持ちは変わらないとのことで、プロセスを上げることをしているか気になっていたのですが、発表ではなかったですね。まぁ以前からAppleは技術的なところに関しては何も言わないのですが。
さて、Appleは独自のカスタムチップを、Apple A4、A5、A5Xと作ってきたわけですが、スケジュール的にさらに上の性能のコアを出せるような時期にあるのですが、無理をしないといった印象を受けます。
CPUやGPUのロードマップ的にはまだ残されたことになり、商品サイクルにCPUやGPUの開発が追いつかないという事態ではなさそうですね。