ファクトチェックは本当に効果はあるのだろうか?
オバマが最後の記者会見で、メディアに対して
みなさんが伝える事実と証拠を基準として、市民は論理的かつ情報に基づく議論を行うことができます。
と、これからトランプに変わる中、メディアを応援するようなコメントを残しており、実際トランプ就任演説時にもリアルタイムでファクトチェックを行うメディアも多かった。
だがどうしても効果があるのか、という疑問を持ってしまう。
フェイクニュースを消費している人はそれが事実だと信じているのか?
別にフェイクだろうが自分の主張の説得力をませればそれでいいのではないか。
事実だと信じているのであれば、ファクトチェックで実際はね・・・というのは効果はあるはずだ。
だが嘘だと内心思いつつ引用している場合はどうだろうか。
ファクトチェックで出てきた内容についても信じられるのだろうか。
ファクトチェックの内容もでっち上げてるだけでしょ、と思われるだけじゃないだろうか。
フェイクニュース側も、「本当はね・・・」と言ってくるのに実際は嘘であり、ファクトチェック側と発信方法は何も変わらない。
じゃあどうすれば、という話になり、ファクトチェックを多くの人に体験してもらうような地道な活動が必要なのだろうか。
検証過程をすべて公開すればファクトチェック側の勝利かと思うかもしれないが、それすらフェイクニュース側が実際の作業をしなくとも真似れば済んでしまう・・・。
追記
すぐに消えたようだが、「FactCheckJP」という名前のサイトで内容がネット情報の拾い集めというのが出てきた。
『本当は怖い○○』というフレーズを使った方が説得力が増すというのと似ており、ファクトチェックというフレーズを入れれば説得力が増すと考えたのだと思われる。