モノ・サービスを買って個人のアウトプットの効率が上がるかどうか
個人で収入を増やすための手段としては、
- お金を使ってお金を増やしてもらう
- コンピュータで自分が動いていないときもアウトプットしてもらう
- 一度作ったものをコピー&流用する
- 所有しているものを他人に貸す
といった具合である。
「お金でお金を増やす」のは、年金も退職金も期待出来ないのだから、確定拠出年金だとかNISAなどを、普通の人は検討するくらいだろう。
常時画面に張り付いて株取引するわけにもいかない。
とはいえだ、リスク分散された金融商品でこれまで増えてきたのだから数十年単位で見ればこれからも増えるだろうと説明されたとしても、これまでが特殊だったのではないか?という疑問が常にある。
「失われた20年」が今後「失われなかった20年」となる可能性はある。
「お金でお金を増やす」は正直元手がないとあまり意味がなく、成功例は運が良かったものだろう。
次の、コンピュータでいかに稼ぐか、なのだが、流行だとブロックチェーンということになるのだが、ビットコインは共同幻想に対しての信頼が微妙であること、ブロックチェーンについても管理したい人が制御出来るように動いており、正直微妙だと思っている。
なにより個人がコンピュータを複数台管理するだけでめんどくさいのだ。
計算能力は欲しいのだが、セキュリティ対応やOSの管理だけでヘトヘトになってしまい、アウトプットは増えていかない。
また個人が手に入れられるPCが分散処理が未だにできちゃいない。
クラウド使えばいいじゃないかと言われるかもしれないが、個人でコンピューティングパワーを求め始めると、得られる収入よりも下手すればクラウドに払う金額の方が多くなってしまう。
個人で払える金額でアウトプットが増えることはなさそうだ、というのが個人的な感覚である。
10万でカメラを買ったとしても、売れるような写真が撮れる人はいないと思われる。
売るためにスタジオを借りたりモデルを雇ったりするところまでは個人では時間や労力的に無理だろう。