IT系メモ

興味のあったことや、勉強したことなどをメモしていきます。

マルチコア、メニーコアの勉強

キャッシュコヒーレンシを実現するために、ブロードキャスト方式のスヌープを採用している場合、コアの2乗に比例してスヌープ回数が増える。そのためコモンバスに乗るCPUの数は4コア程度が限度。


現在のスマートフォンで使われているCortex-A9が4コアまでのコンフィグになっているのはココらへんの事情か?

スヌープフィルタを使い、スヌープ回数を減らすことはできる。これによりIntelのItanium2は16CPUまで可能になっているそうだ。
(Cortex-A9にはSCUでスヌープフィルタ機能を持っている) 

これを解決するには、アドレスバスのインタリーブやデュプリケートタグを使えばいいそうだ。SunのStarFireが64チップ、富士通のPrimePower2500が128チップ構成をとっていると。

バスインタリーブとは、1つのCPUから複数のバスに接続してあり、アクセスするアドレスによってバスを選択することで、アクセスを分散することができ、バスが他のCPUに使われていてメモリにアクセスが出来ない確率を減らす。
(ARMではAMBA3からインターコネクトで同じことを行なっている) 

ディレクトリ型という構成もあり、ノードというCPUとメモリを持ち、自分のノードのメモリデータがどのノードのキャッシュに保持されているかを管理するという方式。しかしこの方式ではどこにメモリデータが保持されているかを記録するために、メインメモリとは別のメモリが必要になり、メインメモリの2倍の容量が必要になる。ただし簡略化することでサイズを圧縮することは可能。

 

関東から大阪に来て思うこと

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関東ではネットで色々探して、じゃあ実際に見に行ってみるかということがかなり多かった。大阪に引っ越して来てからは全然といっていいほど出歩かなくなった。

やっぱり東京近辺の方が情報があるよなぁと思う。

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大阪ではネットで探してもなかなか見つからない。梅田と難波辺りで全て済んでしまうからだと思う。ネットに書くまでもないのかもしれない。

 

 

大阪のオタクの町「日本橋」と秋葉原の類似性と差異

まず大阪の日本橋が何処かを説明しなければならない。東京に山手線があるように、大阪には「環状線」というグルッと回った路線がある。下の地図で青色の線で囲んだところが環状線である。

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 新幹線やバスなど関東から大阪に来る場合には、大阪駅を中心として何処に移動するかを決めることになる。そして日本橋はこの環状線沿いにあるわけではない。山手線と同じ感覚で乗っていれば時間はかかるがいつかは到着すると思ったら、円環の理に導かれてしまい到達することはできないので注意が必要だ。

日本橋に行こうとすると地下鉄に乗らなければならない。大阪では環状線の中を地下鉄が縦横無尽に張り巡らされている。関東に住んでいる人にはおなじみであろう。

 

大阪日本橋にはオタロードというのが存在する。名前の通り、アニメや漫画関係のお店が並んでいる通りのことだ。池袋の乙女ロードのように女性向けショップが並んでいるわけではない。

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それでは場所がわかったところで日本橋を紹介していこう。 

 

安心のソフマップ

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秋葉原と同じく日本橋にもソフマップは存在する。店頭に大きなアニメの広告が貼ってあるあたりも同じである。

 

ケバブは秋葉原だけではない

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日本橋に来る以前に経験している秋葉原の味を思い出すための再生装置としてのケバブももちろん存在する。

 

メイドさんの呼び込み

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日本橋ではなくオタロードの近辺にだけだがメイドさんの呼び込みはある。しかしここで注意がひつようである。大阪のメイドさんはギャルが多いとし、あんなのはメイドさんではないとオタク界隈では議論になること可能性がある。

 

閉店セールのアクセサリーショップ

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秋葉原の駅前で行くたびに閉店セールしているアクセサリーショップがあるが、日本橋にももちろん存在する。ここは価格が安いのでいいのだが、女の子が声をかけてきたかと思うと30万近辺のアクセサリーを売ってきたりするので童貞は注意が必要である。

 

食べながらでもTwitterを確認したいときはカレー

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秋葉原にもカレー屋は多い。日本橋はさすがに数は減るが幾つかカレー屋はある。食べる間も惜しんでTwitterをしたい場合に便利である。

 

怪しい商品もある

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マジコンなどの怪しい商品ももちろんある。しかし一時期摘発が厳しくなったこともあり、数は減っているようだ。

 

日本橋案内所

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秋葉原でも駅前に案内所があるが、もちろん日本橋にも存在する。日本橋応援キャラクター「音々(ねおん)ちゃん」と「光ちゃん」が迎えてくれる。ちなみにキャラクターデザインはいとうのいぢさんである。

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このキャラクターであるが、関西国際空港で行われたJapan PopCultureFestivalにも出ている国際派である。

 

これぞ大阪!な放置自転車

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大阪といえば放置自転車である。全国最下位を独走中である。これでは2次元に逃げたくもなるものである。

 

 

なぜ大阪の日本橋はネットで話題にならないのか

このエントリーを書こうと思ったキッカケは、なんで秋葉原はネットで話題になるのに、大阪日本橋はならないんだろうということからだった。

秋葉原は出版メディアと密接に絡みがあるのだが、大阪日本橋はない。観光客の獲得もできていないので、外国人を見かけることも少ない。

単純に秋葉原は行く人の数が多いだけなのかもしれないが・・・。

ベルサーレのような大きなイベントスペースが日本橋に無いので、メディアに乗りにくいというのもあるのかもしれない。

 

地方からネット向けのコンテンツを作ることができるのか

これも大阪に引っ越してきてから思っていること。

ニコニコ動画で地方に住みながらもクオリティの高い作品を作る人を見かけるようになった。ニコニコ動画では今年の4月29日にリニューアルを行い、クリエイターへ売上の一部を還元するサービスを予定している。

気にしているのは地方の人間が、コンテンツを作って食っていけるだけの収入が得られるかどうか、持続できるかということ。

小数の優れた人が地方から出てきても、そういった人は東京に回収されてしまっては意味がない。人材育成を地方が引き受ける代わりに、都心から地方へ利益還元をするというのはもう成り立たないと思っている。

「おそれいりこだし」で有名になった元加ト吉の末広部長は、山口県Ustreamサミット2011で、これから地方はコンテンツを作るのに向いていると言った。スタジオを借りて夜遅くなったとしても車移動なので問題ないというようなことらしい。

でも才能のあるどこでも通用しそうな人でないとネットじゃ通用しないわけだ。それに周りに聞く人がいなければ困ることも多いと思っている。ネットで質問できるといっても、そもそもどうやって質問していいのかがわからない状態だってあるのだから。

あと地方から才能ある人が出てきたら、そのノウハウなりを周囲に伝えられないのだろうかということ。国民全員総クリエイターになれるわけじゃないし、そんなにコンテンツが増えたとしても、全部の作品を見ることは出来ないので、目に留まる作品は限られるのだが。

GoogleがAndroid用に独自プロセッサを開発か

GoogleがAndroid用に独自プロセッサを開発かという記事がありました。

どうなんでしょうか。現在のAndroidに使われているプロセッサは既に差別化が難しくなっています。あってもサムスン側に対して要求をした程度ではないかと思うのですが。

今のモバイルは確かに性能向上が激しいのですが、どの会社もARMコアを使うのであれば性能がそれほど変わらなくなってしまいます。

QualcommNVIDIAのようにコアをカスタムしてもいいという契約をARMとしていたとしても、市場投入までの期間が短いのでそれほど触れませんし。

半導体を作るためには設計ツールを作っているEDAベンダーとの協力が必要ですが、EDAベンダーの大手であるシノプシスケイデンス、メンターなどがGoogleと半導体を作るために協力したといったニュースも聞きません。

ARMコアアーキテクチャは時期ARMv8が既に公開されており大規模に変更が加えられているので、そのリサーチチップを作ってAndroid OSのカスタマイズを先にしておくという戦略はあってもおかしくはないのですけど。