IT系メモ

興味のあったことや、勉強したことなどをメモしていきます。

ニンテンドーラボについての雑記

www.nintendo.co.jp

 

皆のビジネス的な期待

  1. 発売から1年以上経っており、もうswitchの機能をフルに使ったswitchらしいゲームは出てこないと思っていたところに、switchでしかできないことを盛り込んできた。

  2. 使用材料はダンボールであり、アイデアさえ出てくれば参入することが出来る可能性があるので、体験・分析をしておかなければならない。
    switchに参入出来なかったとしても、IoTとしてスマフォとラズパイ+ダンボールでなにか売れるものが作れるはずだ。
    自社だけでダンボール製品を作っただけでは、市場は所詮ダンボールだろと言われるのはわかりきっているが、流行の波に乗れるような体制は作っておきたい。
    流行の波がスマフォに向いたら大きなチャンスだ

  3. 画面内でUI/UXを模索し、VRもコケてまだ早かったが、ダンボールでUI/UXを変えることが出来るなら可能性が沢山あるはずだ。

  4. 試作する際にダンボールを用いることがあるが、それをそのまま製品に持っていってもよいという事例が出来た。

  5. 個人で設計図を公開してくれる人が何人も出てきたら流行の波が作れる

 

楽しそう!というのは確かにあるが、どちらかというと、スマフォも飽和しているし、VRもイマイチだしどうすっかな、というところに、ダンボールという身近なものを使われたことによる其の手があったか!感と、これから流行りが来たときのためにいち早く体験しておいて、ポジショントーク出来るように備えなきゃといったところではないだろうか。

同時に、小さい子供がいる親御さんでなければ購入しないだろうから、数は売れないだろうなと思ったと思われる。

 

想定外だったこと

  1. ダンボールと聞いて、1枚のダンボールを想像し、軽いだろうと思っていたところに、箱は大きく重たいものだった。
    ラボ発表の次の日に販売開始だったら、盛り上がっただろうなと想像すると同時に、行列に並んでまで買ったら、ネガティブなことが前面に出てきただろうなとも思う。

  2. 作る→遊ぶへ移行したときに放り出されるように感じる。
    作る段階でかなり親切なマニュアルであるために、作り終わって遊ぶ段階になった際の説明があまりない。
    作ってきているので、何かしら仕掛けがあるのだろうと想像は出来るのだが、いざ遊ぶ段階では画面内をどう操作すればいいのかがわからない。
    そんなの子供は勝手に触って遊び方見つけるでしょ、というスタンスかもしれない。

  3. 思ってたより購入している人が少ないように思える。

  4. 作り終わるまでが結構大変なのだが、遊びに移ったら、大人だと1日で飽きる。

感想

  1. 子供と一緒に作ったら楽しそう!というのに当てはまっており、それ以上のものを期待するとダメだと思われる。

  2. ブログネタやYouTubeネタには作る過程を入れるので良さそうではあるが、用意されているマニュアルから外れることは、ほぼ不可能なので、作り終えた後にデコレーション過程まで入れないと個性的なコンテンツにはならない。

  3. 価格として、やっぱり高かったなという正直思う。
    3000円台だと即決出来たのに、というのはよくわかる。
    ソフト込の価格というのはわかるのだが、作り終わった後のゲームの種類が少ないので、製作マニュアルにお金を払っているのか?と疑問は出てくる。

  4. あくまでswitchの、Joyconというセンサーの塊が、画面から離れているから出来ることを集めたものであり、スマフォに応用しようとすると、センサー+ダンボールを用意することになる。
    普段からラズパイを使っている層にはいいかもしれないが、キットとなるとそれなりの価格帯になると思う。

  5. 所詮ダンボールだろ、と思いがちなのだが、機構はそれなりに複雑。
    ちょっと思いついたオレオレダンボールを作ろうとすると、ハードルが高すぎて折れる。なんとなく形は似ているかもしれないが、テープで補強するとか、そういうことになるかと思われる。