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IT系メモ

興味のあったことや、勉強したことなどをメモしていきます。

現実世界の情報を拾ってくるタイプのAR/VRでは、現実のクソゲーを解決できない

地方に住んでいると、村社会の窮屈な生活があって、ARがリアルを上書きして、きっとクソゲーとしか思えない現実を変えてくれるのではないか、という期待してしまっていたのだけど、ポケモンGoを見ていて、可能性としてあまりないなという印象を受けている。

ARでも地域格差はなくならないかも

リアル情報を引っ張ってくる形だと、都心部には地方はかなわない。
都心部だとリアルな街の中にすでに幾重にもレイヤーが張り巡らされていて、自分が普段所属しているクラスタ以外にも溢れている。

そのため普段とは違うものが見えると新鮮味を味わえたりするわけだけど、そもそも地方だとイオンのある風景で終わってしまう。

あとは都心部では人口が多いので、ARとして上書きするデータを準備するだけのお金を出す人がいるのだけど、地方でARをやってペイできるのか?という疑問がある。


地方の街に東京のARレイヤーをかぶせることはなく、東京に仙台の街のレイヤーをかぶせるのでは

東京にいれば地方の美味しいものが大抵食べられたりするのが、ARでも起こるんじゃなかろうかという話。

山手線圏内に北海道から沖縄までを再現したARが出来てしまった場合、特に旅行に行く必要がなくなる。

何もARで現実の距離感を再現する必要はなく、数区画向こうに行けば次の県でもいいのだ。地方からいいモノだけを集めてくればいい。

 

リアル情報を電子情報に変換するのにコストがかかりすぎている

ポケステーションがIngressをやっていた人が人力でがんばっていたように、まだリアル情報を電子情報に変換するのはコストがかかりすぎているように思える。

Googleストリートビューを撮っているものや、自動運転で使われているレーダーなどで街の3D地図を作るとしてもコストがまだ高い。

となってくると地方では採算が合わないよなーという気がしている。

とはいえ、観光となりうる場所は存在するのだから、地方でもデータを撮る価値がある場所は存在する。

昔、Googleはリアル情報を集めて、ネットにもう一つの地球を作るのだと言われていたときがあったけども、地方で何もないような場所はすっ飛ばして小さな地球をAR/VR上に展開した方が現実的かと思えてくる。

都市部ほどARで上書きできるレイヤー数がそもそも多くない

ARが普及していくと、複数のアプリを立ち上げて、リアルの街に複数のレイヤーを上書きすることになっていくはず。
ある人はポケモンGoしているけど、他のアプリも使っている人がいるはず。

アプリからアプリへの移動であったり、ルールであったり、データのコンバートだったりが整っていかないかぎり、お互いを排斥しあうしかない。複数のゲームで同じ場所が重要スポットになっていたなら、エルサレムよろしく聖戦するのが人類である。

 

ARを使っていない人も一つのレイヤーとして数えてしまうと、自分の見えていない世界が見えている人は奇妙奇天烈な動きをしているわけで不気味、排斥するべしになる。ポケモンGoほど有名であれば職質されてもパッと開放されるが、Ingressやってると色々と説明しないといけないのがいい例だ。

となってくると、都心部ほど他人に無関心ではいられない地方はレイヤーの数が少なくなってくる。

新しいレイヤーを追加しようと思った場合は、町内会の掲示板や、回覧板にわざわざ新しいARレイヤーを追加しましたよ、と宣伝していかないといけない。
非常に面倒くさい。