IT系メモ

興味のあったことや、勉強したことなどをメモしていきます。

ポケモンGo開放した鳥取砂丘だけど、モンスタボールを実際に砂に隠したらどうか

ゲーム解放区としてポケモンGoも自由に安心してやってくださいとお墨付きをつけることで、観光客を呼び込もうとしている鳥取砂丘

 

とはいえ、ポケモンGoの仕組み上、都心部のポケステーションが多い場所の方が有利であり、鳥取砂丘にわざわざ都心部に住んでいる人が行くかどうか。
もちろんネット上で話題になっていますし、賞賛されていますが、東京から鳥取までの移動時間分を、近くのポケステーションで稼いだほうがいいと考える方が合理的でしょう。

鳥取砂丘にいる人が観光客ではなく、地元民がポケステーションが多いという理由で人が増えているように見えているだけかもしれません。


移動時間と交通費をペイ出来るための何か、そのためにモンスタボール埋める仕掛け

レアポケモンが出るわけでもないので、移動時間と交通費をペイ出来るだけの何かを提供できなければ行かないというのが合理的でしょう。
鳥取砂丘に観光にいくついでにポケモンGoをするというのは別)

パッと思いついたのは、モンスタボールを砂の中に埋めて、中に地元のお店の割引券などを入れておくなど、そういった何かが必要な気がしています。

 

ネット上の方が目の前の現実よりも重要度が高い人には、観光地をいくらアピールしても仕方ない

ポケモンGoで地方創生を模索している中で気をつけないといけないと思っているのは、スマフォでつながっている先が、今目の前で起こっていることよりも重要だということです。

そこに来た理由は、リアルの情報に興味をもってきているのではなく、あくまでネット上で利益があるから、仕方なく移動という手段をとったということ。

ポケモンGoをしている人からすれば、飲み物やモバイルバッテリーを買うのは、ポケモンGoを続けるために必要だからすることですが、
観光地のおみやげを買うよりかは、ポケモンGoでルアーなどを買った方が価値がある。

第一歩として人が来て欲しい!というところは多いかと思いますが、以前から売っていたおみやげを買って欲しい!でも買ってくれない!という売り物とニーズのギャップが出来ているように見えます。

地元でリピータとして来てくれる客を想定しているお店と、一度だけある程度の金額を払ってくれればいいお店とは相容れない

ポケモンGoで売上を上げることが出来るのは、利益率は高く売り切ってしまってサポートなどが必要ではない、短期間で機会を逃さず売り逃げてしまうタイプの商売です。

予め予約してもらって、高品質のサービスを提供し、もう一度来てもらうといったタイプの商売には向いていない。

人が集まって商売できないのは馬鹿というのは簡単なのですが、第一歩として人を集めなきゃと思い、色々と手を尽くすのは構わないのですが、人が集まった時点で問題が出てきて、その対処に人手が取らてしまい、次の手に繋げられないまま終了してしまう。
ずっとこのパターンで失敗してきたと思うので、アプローチを変える必要はあるかと思います。