空き家になった土地が無人サービスへ変わると思われる
人口が減少していくと、空き家が増えていくので、それをどうやって活用するかという話が出てくる。
- 都心部も人口減少で空き家が増えている。
都心部は海外からの民泊需要はあるものの、築数十年のものを建て替えるだけの余裕はない人が増え、傾いた家は放置される。
老人ホームの需要は増えるのでそちらに変わる可能性はあるが、
給料が安いので数人でシェアする住み込みということは起こる。 - 地方は既に仕事がなく、都心部に出てきた若い人には、住むことのない親から譲り受けた家と土地が負債となる。
家を壊すのに100万以上かかるのと土地に税金がかかるので、低収入になっている若い人に、その余裕はない。 - 車のシェアリングエコノミーが発達すると、車の台数は減る。
自動運転のタクシーができると、現時点で駐車場になっているところが、
自動運転車の置き場になる。 - 人口が減るので、ローンを組んで持ち家を持ったとしても、空き家がどんどん増えていくので家の価値はどんどん下がっていく。
転勤などで家を手放さないといけなくなった段階で、家の価値はローンよりかなり低くなる。賃貸の需要が増える。 - 賃貸になることで、家に置くものは少なくなる。
高級品についてはシェアリングは増える。
プライベート空間に必要なものは質素になっていくが、他人の目を気にしないといけないような空間については、より高級志向になると思われる。
BBQ、ホームパーティー系はシェアリングで済ませばよい。
ホームシネマもカップルで使う民泊のような形式になると思われる。
シェアリングに関しては物流をどうするかというのがある。
すぐに思いつくのは家まで取りに来てもらうものだが、指定した時間どおりにならないことが多く、フラストレーションの元になりやすい。
ゴミ捨てに行く距離くらいで、集配用の無人ロッカーを配置し、予めサービスで指定した空きロッカーに放り込んでおけば、後で引取に来る。
ロッカー間を集配するのをUberEatsのように時間がある人が運んでもよい。