カメラの販売台数が減ったこと
よくあるのはiPhoneの登場で減ったということなのだが、2008年 iPhone 3Gが登場したとき、iPhoneのカメラはショボかった。ガラケーの方が画質が良かった。
2012年に登場したiPhone5のときにはガラケーとの勢力差は明白になっているおり、ここから先はスマフォは影響あると考えている。
利便性 >画質
カメラ雑誌やカメラクラスタがよくいうように、スマフォよりも専用のカメラの方が写りが良いとか、電池が長持ちする、画素数が多いというのであれば、
専用のカメラを購入するのだと思われる。
だがSNSで見せる画像は圧縮されており、圧縮されすぎるなど不平不満は出るものの、じゃあ専用のWebサービスで本来の重たい画像を見るかというとそういうことにはならない。
誰が写っているか >画質
YouTubeやSNSを見てわかるように、誰が写っているのか、誰と写っているのかが重要であり、画質は二の次である。
所属するグループ以外には参照されたくない
芸能人でないのだから、普通に写るということに抵抗がある人が多いはずであり、
「盛る」という加工をして擬態化をすすめ、所属しているグループ以外にはわからないようにする。
画像検索で出てこないようにという話である。
加工に強いというとカメラクラスタには良いのだが、画像検索に引っかからないようにという話になると、単純に画質が良いほど満足得られるというわけでもない。
映画に慣れているのに、映画のようには撮れない
美男美女が周りにいるわけでもない、俳優がいるわけでもないので、
撮るとすると家族か風景かになる。
カメラ雑誌がここに注力しているのでよくわかる。
個人で出来る範囲では、これくらいしかないのである。
とはいえ、映画などを普段見慣れており、目は超えているのであるから、
わざわざ重たく・高いカメラを持つのだと、そこは視野に入るはずである。
だが実際はそういうのは撮れない。
カメラクラスタがのめり込むのは、撮っていくと自分のスキルが向上していくのに楽しくなるわけだが、多くの人が挫折するのだと思われる。
中級~上級に上がるための方法は探してもない
F値やシャッタースピード、多灯ライティング、RAW現像くらいまでは個人でもやっていれば出来るようになるが、それ以上は個人でできる範囲を超える、もしくは撮るスキルは関係なく、誰を撮るか、お金をかけるかになってくる。
Photoshopでの加工に関しても、Webデザイン系は沢山あるが、写真のクオリティを上げるものはそうそうない。
そもそもどういう道があるかはあまり示されていないと思われる。
個人で展示をしようとか、雑誌に載る、海外の写真コンクールに通るなどだろうか。
とはいえ、ここまで来ると大多数の人には関係ない。
撮れる場所は少なくなってきてる
普通にカメラを片手に歩いているだけで職質にあうようになる。
スマフォならまだ皆が持っているから許容されるが、それ以外はない。
じゃあ人のいないところならどうか。
これもSNSにアップするなどした時点で、色んな方面からマサカリが飛んでくる。
YouTuberも家の中でしか撮れない。
家の外だと、自宅がわかるとか、他の人が写るとか、人がいない公園でもダメなのである。
どういう問題を抱えていてカメラを買うのか
なにかやりたい、何か問題が解決できるから購入する、新しいことにチャレンジ出来るという話だと思う。
スマフォが10万超えているのであり、10万ちょっと払ったカメラでスマフォよりも出来ることが少ないと満足感は少なくなると思われる。
かといって100万のカメラを買って、それだけ出来ることが増えるかというとそうでもない。
カメラ売り場で連射に興味持つ人も多いかと思うが、実際撮る段階で連射していると、周りに迷惑に感じる人もいると思われる。
写真を販売してお金を稼げるかというとそうでもない。
カメラを転売した方が稼げるのである。