IT系メモ

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iPadのApple A4はARM Cortex-A9+GPUか

iPadに搭載されているCPUがAppleが開発したCPU "A4"がARM社のIP "Cortex-A9"を使い、GPUには"Mali"を使用しているのではないかと噂されています。

ソースApple A4 SOC unveiled - It's an ARM CPU and the GPU!
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iPhone 3GSでは、CPUにCortex-A8を、GPUPowerVR SGXが使われていると言われていました(ソースはココ)。

iPadではiPhoneアプリがそのまま動く(バイナリがそのまま動く)とのことなので、CPUアーキテクチャは変わっていないはずです。消費電力を下げながら性能を上げるために、Cortex-A8の次のCPUであるCortex-A9を使ってくるのは考えられますね。

A4の動作周波数は1GHzとiPhone 3GSの600MHzから上がっています。Cortex-A9はARM社の発表では台湾TSMCの40nm Gテクノロジで2GHzまで動作するとのこと。ただ40nmプロセスでやってきているのかはわかりません。

またCortex-A9はマルチコアでコア数を製造元が選べます。最大4コアまで可能。iPadが何コア使ってきているか興味があります。

GPUのMaliについてですがARM社からのデモがあるので載せておきます。

Maliもコア数が選べ、この動画の場合は2コアになります。コア数が2コアだとMali 200。4コアだとMali 400という風に名前で判断が付きます。

このMaliの動画とiPadの動画を見比べてみましょう。非常に似ており基本性能を満たしているのがわかります。