IT系メモ

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PCの利用頻度と数学の成績に相関ありとの報告

http://pcweb.mycom.co.jp/news/2006/02/08/321.html
単に相関があるだけで、PC利用すりゃ数学の成績があがるってことにはならんのですけどね。

他国と比較して、日本の学生には、PCを積極的に利用しようとの意欲が、あまり強く感じられないとの結果も報告されている。

なお報告では、全体的に見て、ワープロで文書を作成したり、インターネットで調査を行ったりするなど、ゲームなどの娯楽以外の目的でPCを利用する子どもたちが多く、女子生徒よりも男子生徒の方が、PC利用スキルは高いとされている。また、PCに接触する頻度は家庭環境に影響され得ることについても言及されているが、そうした社会・経済的な背景を考慮に入れたとしても、PCの利用が成績に影響を与えているのは明らかであるとの見方を示している。

インターネットでの調査ってのを具体的にどんなことを指しているのか書いてないんでわからないんですけど。ずっと前に、ネットをよく利用する大学生にネットでの資料集めを行ってもらったところ、Googleなどの検索エンジンを利用するものの、一次資料の集め方を知らなかった、ってのがあって、ここらへんのことを教育してるんかいなって疑問があるんです。
今のところPCは道具の域を出ていないわけですから、利用するにあたって、道具を利用した場合のその先の環境に対する認識ってのが必要になるので、教師と生徒、各生徒で使い方が違ってくる。そうであればスキルを評価しようにも基準なんて設けることが出来るんかいなってことです。
まぁ、一方が勝手に決めりゃそれでいいんですけど。


それから相関があるのは結構なんですが、ワープロで文章を作成するってことが数学に関係あるの?いや、論述ってことで必要なのは必要なんでしょうけど、違う言語ですし。数式はTeX使えば書くことができるものの面倒で、代わりにプログラミング言語で書かないといけないってのは、なんとかならんのか。TeX使ってる高校生なんぞ聞いたことないぞ。つうか、あの苦行に耐えられる高校生っておるんかいな。