IT系メモ

興味のあったことや、勉強したことなどをメモしていきます。

図表メモ

図表・グラフの目的、4種類

  1. 説明用
  2. 管理用
  3. 計算用
  4. 分析用


効用

  1. 具体的な事実や数字を簡単に視覚化できる
  2. 具体的な事実や数字を簡単に対比できる
  3. 表現方法の工夫次第で全貌がつかめやすくなる
  4. 読む時間の削減
  5. 関心度を高めることができる
  6. 理解のために相対的な時間短縮ができる
  7. 動きや状態を客観的にとらえることができる
  8. 手軽にできる
  9. データや数字を理解して、体系的に表現することが出きる
  10. 問題点の把握が容易に出来る
  11. 新しい事実や法則性を発見しやすい
  12. 公式計算などを利用する場合、定規を当てるだけで簡単に求まる
  13. 他人に対して、共通の現象の特徴を理解させることができる
  14. 専門的な問題も、一般に理解しやすい表現をとることができる
  15. 目で見た感じで立体的な表現が可能になる
  16. 報告資料として有効


基本的な手順

  1. 目的を明確に
  2. 情報やデータを整理しておく
  3. 図・グラフの種類の選定
  4. 表題を決める。
    1. 簡潔に内容がわかるようにする。
    2. 見る人が興味がわくように。
  5. 構図や色彩を決める
  6. 下図をする
  7. 作図をする
    1. 基線を明確に
    2. 目盛線は基線より細く
  8. チェック


留意点

  1. 目的にあった特徴を
  2. 出所を明らかにする
  3. 錯覚を起こさないように
    1. 図形の錯覚
      1. 大きな図形の中より小さな図形の中に表現する方が大きく見える
      2. 鋭角内では先端に近い円ほど大きく見える
      3. 大きさの同じ2つの図形が上下に並ぶと上の方が大きく見える
      4. 放射線内では放射の中心に近い図形ほど大きく見える


良いグラフ

  1. 目盛りの取り方がいい
  2. 縦軸と横軸のバランス
  3. 線の太さ、種類
  4. 文字、ハッチング、中断の仕方
  5. スタート位置、表題
  6. 作成年月日、注、引用資料


視線の流れ

  1. ポイントをみつめる視線
  2. 流れの方向を追う視線
  3. 左から右が原則
    1. 左下から右上    補足的原則
    2. 左上から右下    補足的原則
  4. 十字型、放射線型
  5. 相対比較させることで、より際だたせることができる


ハッチング

  1. 横線ハッチングは短く見え、縦線ハッチングが長く見える
  2. 手前を濃く、うしろを薄くすると遠近感が出る
  3. 下を濃く、上を薄くすると安定感が出る
  4. 明度の高いハッチングは広く軽く飛び出して見え、明度の低いハッチングは狭く重く引っ込んで見える
  5. 強調したければ濃く、無視して欲しい物は白抜きに


不評を買わないために

  1. 目盛りの取り方
  2. 縦と横のメモリのバランス
  3. 一つの図に沢山の内容を入れない
  4. 曲線を直線に変えてみる


図の限界

  1. 原因を示す物ではない
  2. 管理の手段に活用できても、図表の活用は、それ自体が管理できない
  3. 頼りすぎると危険