図表メモ
図表・グラフの目的、4種類
- 説明用
- 管理用
- 計算用
- 分析用
効用
- 具体的な事実や数字を簡単に視覚化できる
- 具体的な事実や数字を簡単に対比できる
- 表現方法の工夫次第で全貌がつかめやすくなる
- 読む時間の削減
- 関心度を高めることができる
- 理解のために相対的な時間短縮ができる
- 動きや状態を客観的にとらえることができる
- 手軽にできる
- データや数字を理解して、体系的に表現することが出きる
- 問題点の把握が容易に出来る
- 新しい事実や法則性を発見しやすい
- 公式計算などを利用する場合、定規を当てるだけで簡単に求まる
- 他人に対して、共通の現象の特徴を理解させることができる
- 専門的な問題も、一般に理解しやすい表現をとることができる
- 目で見た感じで立体的な表現が可能になる
- 報告資料として有効
基本的な手順
- 目的を明確に
- 情報やデータを整理しておく
- 図・グラフの種類の選定
- 表題を決める。
- 簡潔に内容がわかるようにする。
- 見る人が興味がわくように。
- 構図や色彩を決める
- 下図をする
- 作図をする
- 基線を明確に
- 目盛線は基線より細く
- チェック
留意点
- 目的にあった特徴を
- 出所を明らかにする
- 錯覚を起こさないように
- 図形の錯覚
- 大きな図形の中より小さな図形の中に表現する方が大きく見える
- 鋭角内では先端に近い円ほど大きく見える
- 大きさの同じ2つの図形が上下に並ぶと上の方が大きく見える
- 放射線内では放射の中心に近い図形ほど大きく見える
- 図形の錯覚
良いグラフ
- 目盛りの取り方がいい
- 縦軸と横軸のバランス
- 線の太さ、種類
- 文字、ハッチング、中断の仕方
- スタート位置、表題
- 作成年月日、注、引用資料
視線の流れ
- ポイントをみつめる視線
- 流れの方向を追う視線
- 左から右が原則
- 左下から右上 補足的原則
- 左上から右下 補足的原則
- 十字型、放射線型
- 相対比較させることで、より際だたせることができる
ハッチング
- 横線ハッチングは短く見え、縦線ハッチングが長く見える
- 手前を濃く、うしろを薄くすると遠近感が出る
- 下を濃く、上を薄くすると安定感が出る
- 明度の高いハッチングは広く軽く飛び出して見え、明度の低いハッチングは狭く重く引っ込んで見える
- 強調したければ濃く、無視して欲しい物は白抜きに
不評を買わないために
- 目盛りの取り方
- 縦と横のメモリのバランス
- 一つの図に沢山の内容を入れない
- 曲線を直線に変えてみる
図の限界
- 原因を示す物ではない
- 管理の手段に活用できても、図表の活用は、それ自体が管理できない
- 頼りすぎると危険