IT系メモ

興味のあったことや、勉強したことなどをメモしていきます。

地方民がポケモンGoで思うこと

Ingressを体験していて、都心部のようにすぐ歩くとポータルがあるような土地柄ではなかったので、多分そうなるだろうなーと予想はしていたのですが、あまりポケモンGoもあまり楽しめないようです。

残念だったなと思うのは、Ingressの時に散々問題となっていたことが、中途半端な対策で人口が増えてしまった点でしょうか。

地方創生にポケモンをという声も出てきているようですが、Ingressではまだ陣取りゲームという性質があったため、地方にいく人もいましたが、ポケモンGoはあくまで近所の公園などを回るというのが、ポケモンということからも良いように思えますし、わざわざ遠くに行く理由が見当たりません。

レアポケモンを特定の場所にいくと手に入れられるようにすれば、人は集まるだろうという考えなのでしょうが、交通費を出せる大人だけを相手に商売するのはポケモンじゃなかろうと思います。

Ingressの時からそうなのですが、万人に楽しめるようなフックがなく、目的もわからないので、テレビやSNSで話題になっている間はともかく、それほど長く続かない気もします。

いかんせん人力でゴリゴリやっているのが辛いところです。Googleストリートビューのデータがあるわけですし、既にポータルが沢山登録されているわけですから、似たようなものは機械学習で勝手に登録してくれないと地方としては遊べないわけです。この辺りが任天堂が直接やっていないからという感じがします。
任天堂はその辺りの配慮してくるはず)

ポケモンGOをAR普及の糸口にという動きもあるのでしょうが、ARモードだけでは効果は薄く、モンスターボールを投げにくいことからARは上級者になるほどモードを切ってしまうことになるように思い、AR普及にはまだまだ先が長く感じます。

現実世界の情報量が少ないので、ARによって情報量を増やしていくのが地方ではありがたいわけですが、そもそも現実を上書きするだけの情報なんぞないですし、それを行う人も居ないわけです。

現実がクソゲーかもしれないが、現実に上書きしたARでは逃げ場としていける日がくるのではと願っているのですが、もうしばらく先になりそうです。。