IT系メモ

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XR(VR/AR/MR)の開発者との温度差について

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開発する側はかなり熱を持っているのは実感しているものの、PSVRを1回使って終わりとか、体験会にいって終わりというのも多く、温度差を感じる。

他人とコミュニケーションするためにお金を払う、というのを以前も書いたが、VRは1人でじっくりとなっている時点で、ハイエンドPCゲームの枠に収まってしまう。

毎日新しいネタが提供されないのもある。人は飽きやすいのだ。新しいネタでワーッと反応してしまうことに慣れているので、VR上ではずっとネタが振ってくるような形にならなければ、日常的に使うようにはならない。
通知の山を処理しなければ落ち着かないのにVRの中で集中する、というのが既に身体的に違っているかと思う。

ARになってもネタの消費の方が激しいので、先に消費されてしまうのだ。
贅沢にお金をつぎ込んだ最高品質の体験ができればよい、という方向で走っているが、飽きられないだけの定期的なネタの提供がされなければならない。
ニュースやRTで大量にネタが投入されるにも関わらず、ハッシュタグでの大喜利を常に必要としているのだ。

カメラクラスタが毎日のように噂話をやり取りしているのも似たようなものだ。

ニコニコ動画を見てわかるように、最終的にはプロが作ったクオリティの高い物が勝つ。ソードアート・オンラインのようにたった一人の天才が世界を変えるということは、現実的にあり得ない。そんなことが出来るのであれば毎週のアニメは1人で作れるし、ニコニコのランキングは個人が作ったもので全て埋まるのである。