ポスト・トゥルース時代に必要なテクノロジーはなにか
軽いメモ
- Webは一つの記事を読むことを前提にしており、複数の記事を比較することが困難である。
→複数の記事を比較し、グルーピングし、情報を整理するためのツールが必要。 - キャス サンスティーンの「インターネットは民主主義の敵か」から変わっていない。
一つの事柄について意見した時に、反対の意見に対してリンクを貼ること、も出来てはいない。フィルターバブルと名前は変わったかもしれないが。
情報拡散力はSNSの登場、スマフォで常に出来るようになり発達した。
→個人の情報拡散能力を限定する必要があるのではないか。
Twitterで10RT以上は課金しないとできなくなるなど。
- 先にテクノロジーありきで、すぐに解決できる課題しか解決してこなかったのではないか。
→そもそも課題が何か可視化されていない?
テクノロジーで解決するものではなく人々の意識とか政治とか教育とか?
- オルタナティブファクトが出てきたのでファクトチェックで対抗するのは意味をなさない。真実だと信じている人に、それは嘘ですよと言っても反論になっていない。
- Chromeで見ているページに関係する論文があるかないかを数値で示し、探したい人にはリンクを貼ることはすぐに出来るのではないか。
水素水の根拠となる論文があるかないかくらいは一般の人にもわかるようになるだろう。 - 専門家に期待してはいけない。
きちんとデータを見て、量的調査/質的調査を実施するのには時間がかかる。
後手後手に回る。
その間にそれっぽ専門家によってポピュリズムは進む。 - ディープラーニングで翻訳できるようになっても、アメリカの地方のことはわからないと思われる。
都市部の人しかネットには情報を発信しないと思われる。
あとは日本人には受け入れ難い文化・週間なり、デザインなり。
日本人に受け入れられるには日本人に合うようにアレンジされないといけない。