7型HDMI一眼レフ用液晶モニタ「CL75DHOP」開封の儀
最近はライブビューでピントを確認することが一般的になってきました。バリアングル液晶がついていれば、両手を上に延ばして撮ったり、地面すれすれの位置からのアングルも非常に楽です。
しかし5DMark3の液晶はバリアングル液晶ではありません。ライブビューでの撮影がやりにくく、アングルが取りにくいことと、ピントの確認がしにくいことが不満点です。被写界深度が浅い設定ではライブビューでジャスピンで撮影したいものです。
5DMark2で動画を撮影している人はマニュアルフォーカスでピントを合わすために外部液晶を使っているらしく、自分も試してみました。
使ったのはエーディテクノの「CL75DHOP」です。
外箱は非常にシンプルで無地のダンボールにスペックが書かれているだけです。
詳しくはサイトを見ていただきたいのですが、主な機能は以下の通り。
箱を開けるとこんな感じ
取り出してみた
5DMark3と接続したところ。ホットシューがついているのでカメラの上に付けることもできます。ただそれなりの重さがあるのでホットシューが曲がりそうだったので横に取り付けることにしました。CL75DHOPはAC電源の他、バッテリーでの動作も可能です。
バッテリーは注意が必要で、標準で箱に入っているバッテリーパックプレートで対応しているのはソニー製Lシリーズです。NP-F970などのLシリーズのバッテリーならそのまま利用可能です。
他にソニーのMシリーズや、キャノンのLP-E6などが使えるそうなのですが、別途オプションバッテリーパックプレートが必要です。ヨドバシにはこれらのプレートがありませんでした。プレートは2800円します。5DMark3と一緒のバッテリーが使いたい場合はオプション品を買う方が良いかも?
前面はこんな感じ。下のボタンで5DMark2モードやピーキングなどのON/OFFを切り替えます。
背面はこんな感じ。HDMI入力端子と出力端子AD電源と電源スイッチ。真ん中がバッテリープレートを挿す場所。
HDMI出力があるので、更に他のディスプレイに表示することも可能。
5DMark3のライブビューを表示してみました。大きくて見やすいのですが、解像度が5DMark3の背面液晶より悪いのでかなりザラツイた感じを受けます。
ちょっとだけ写真で使ってみた感想です。
- HDMIモニタに映像が出て来るまでかなり時間がかかる。ライブビューから写真再生画面に切り替えた時も数秒待たされるため、それなりにストレス。
- 解像度が悪いので肌のトーンがきちんと出ているか普通に表示した場合はわかりにくい。
- ピクセル等倍機能はあるものの、ピントが確認できなかった。
- ピーキング機能を使ってマニュアルフォーカスはできるが、拡大せずにすぐにピントを合わせられるようなものではない。
- 液晶の向きは動かせるのでアングルは確認しやすい。ただ重くなるのが悩みどころ。
動画で使えるなら写真でも使えるかなぁと思っていたのですが、ちょっと難しそうです。