個人がネットで情報発信をすること

情報発信しても世界は変えられない

なんで情報発信するの？と聞かれたことがある。

「個人がメディアを持つ時代」「これからは国民総クリエイター」とか色々言われたのだけど、そこにはあなたが情報を発信することで世界が変えられますよ、というのが含まれていたと思う。

自分の場合、自分が何があったのかを思い出すために書く事がほとんどだ。自分が知らないことは、他にも知らない人がいるはずだ、という考えから、ローカルでメモするよりかは多少マシだろうという程度でしか書いていない。

昔は情報発信することで世界が変えられると思っていた。地方から情報発信すれば地方の経済は良くなると、ニュースなどで取り上げられるのを本気で考えていたわけだ。

ネットで話題になるのは地方単体の情報ではなかった。全国のコンビニで販売されるものであったり、テレビで放送されるものだ。みんな一緒にバルスと叫ぶことが楽しいのであって、地方のことを話したところで共通の話題にすることは出来ないのだ。

個人vs組織

GIGAZINEや2chまとめサイトなど、組織で情報収集と発信をしたほうがアクセス数が伸びるしお金にもなる。優良な記事を書いたとしても、大手サイトに紹介されるなどしなければアクセス数は伸びない。

ネットは一番が儲かり、二番はそこそこ儲かり、三番以降は儲からない。

コンテンツの消費速度がそれほど速くなかったときは、個人でも対抗できたが、もう組織でやらないと消費速度に追いつけない。

ギブアンドテイク(?)

情報発信をしていると情報が集まってくると昔は言ってたのだけど、結局集まらないんじゃないかというを思っている。

ブログを解説していてもコメントを書かれることはないし、トラックバックもない。

情報発信している側が取りに行っているだけじゃないかと。