雑記
先日、ルネサス、パナソニック、富士通の事業統合へ協議が始まったのではないかというのが日経に報じられ、日本の半導体もそろそろ終盤かと思った人も多いと思う。
スマートフォンだったり、パソコンだったり、タブレットだったり、日常的に電機製品を触ることが多いと思うが、それがどのように作るのかという情報に接する機会というのは少ないと思う。
iPhoneやAndroidのアプリを作ろうという高校生や大学生はそれなりに居ると思うのだけど、オレもiPhoneやAndroidのハードを作ろうと思う人は居ない。
そもそもどうやって作っているのかもわからないし、実際に仕事にしている人は設計には何千万といったツールを使っていて、個人で手軽に使うことなんて出来やしない。
RSSやTwitterで情報収集だ!とか言われているけど、Verilog、SystemVerilog、SystemCやVHDL、UVM、PSLなどを説明している人は皆無。
接する機会がなければ疑問に思うこともないと思う。
SNSを作って情報を閉じる前にクローズドな世界だったりする。
技術なんてのは積み重ねなわけで、少しずつ継続して向上させていくしかない。iPhoneだって中身を見れば古くから使われているものを上手くまとめたものだし、Objective-Cだって古くからあったものだ。(昔、阪大にObjective-Cの授業があって、こんなの一体役に立つのかと思った人は居ると思う)
もうゲーム機はダメだとか、スマートフォンは日本メーカーは作らなくていいとか、結構厳しい声は聞くのだけど、どうすれば改善できるかというところまで話はできない。2chやWebを読んだりしたが、どのようなアーキテクチャにすれば、コレだけ性能が上がるとか、そういった話が出来る人に合ったことがない。