IT系メモ

興味のあったことや、勉強したことなどをメモしていきます。

ニコニコ技術部の網戸スクリーンを使った初音ミクさん

網戸とプロジェクターを使うだけで簡易的に空中に映像の投影を可能にする。動画にあるように後ろに透けた光が投影されてしまうという問題はあるものの、お手軽な機材で実現する所がすばらしい。

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なお3次元投影、立体視について最新事情については4GamersにSIGGRAPHのレポートがあったので紹介しておこう。攻殻機動隊がミッション開始時に建物構造を説明する時に使用していた立体映像プロジェクター(のようなもの)が実現しているのだ。
「Emerging Technologies」展示セクションレポート(3) 液晶や有機ELの先にある「未来のディスプレイ」とは?



多くの人が同時に立体視で見ることができるものにはプロジェクションマッピングという方法がある。この間、横浜の赤レンガでも上映されていた。日本で有名なのはトロンレガシーでこのプロジェクションマッピングでプロモーションをしていたので知っている人も多いと思う。


じゃあハード的にどうやって実現するのかというところに関心が行くわけだが、立体視を実現する為にはメモリーの帯域が500GB/sが求められるそうだ。(参照:2014年に移行が始まるDDR4メモリ,Intelは「Skylake」から採用か。システム&グラフィックスメモリの動向を整理する
この記事ではメモリ帯域不足に対しての解決策としてTSVを挙げている。TSVは数年前から1Tbpsを実現するということで、メモリの帯域不足を一気に解消する技術として注目されている。日本語の書籍も出ており、注目度の高さが伺える。

三次元実装のためのTSV技術

三次元実装のためのTSV技術