プログラマブル量子プロセッサに道を拓く多目的フォトニックチップ
Laser Focus Worldに記事が載っていました。
プログラマブル量子プロセッサに道を拓く多目的フォトニックチップ
量子コンピュータは既にD-Wave社が商業利用を始めており、日本語のニュースサイトでも紹介されています。
しかし超電導を維持するために冷却装置が大きいこと、一回の計算をするごとに発熱により量子状態が維持できなくなるため冷却期間が必要になるため、連続的に計算できないこと、扱える量子数(qubit)が少ないため現行のコンピュータにも性能が劣ってしまっているなど、まだまだ課題がありますね。
しかしながらテクノロジの微細化は8nmまでしか目処が経っていないので、コア数は増やせないので、いつまでもマルチコアでスケーラブルに処理能力を上げていくってわけにもいかんのでしょう。
既に最先端プロセスを使っても価格が下がって性能も上がってというのは、もうお前の幻想をぶち壊すって感じで壊されてしまっているので、代わりになる技術が必要です。
なかなか実用レベルに達しそうな技術は出てこないですね。