IT系メモ

興味のあったことや、勉強したことなどをメモしていきます。

タイミング

クロックに同期させて信号を送信する同期方式と、不定の間隔でデータを送信する非同期方式がある。

クロックに同期させる方式ではデータが来るタイミングがわかるので、受信側に内部クロックを持っていても受信が可能。
クロックのずれを補正する仕組みを入れておくのが望ましい。

非同期方式では信号の遷移を検知することでデータ受信のタイミングを合わせる。

グローバルクロック

グローバルクロックを使っている場合、とりわけ大きなシステムに適用した場合は、タイミング調整に手間取るおそれがある。論理ゲートや配線遅延が1クロック周期よりも長くならないように気をつける必要がある。

パイプラインタイミング

データの受け側のクロックをモジュールの遅延に半クロック周期の遅延を与えて生成する。ということはレイアウトが終了するまでできないのか。

データ信号のアイダイアグラムの中心にクロックが入るようにすることで、最大遅延ではなくタイミングの不確かさによって周波数は決まる。

開ループタイミング、閉ループタイミング

開ループの場合はシステムのタイミングや遅延は固定。閉ループは動的に遅延や周波数を制御できる。システム内でスキューなどを計測し、フィードバック回路を使って制御する。

開ループタイミングではクロックラインにバッファを挿入して遅延を調整する。バッファを沢山挿入すると不確定さが増える。(±の幅が広がる)

閉ループではデータと参照クロック信号を送る。そしてフィードバックによりデータの真ん中にクロックが来るように調整する。