IT系メモ

興味のあったことや、勉強したことなどをメモしていきます。

SRAM

SRMAの構造はロウデコーダによってワード線が活性化される。それによってメモリセルが活性化する。そこから差動電流が流れ、ビット線に生じた差動電位をセンスアップによって読み出される。一本の信号線にH,Lが同時に入って、それによってシリアルの波になってっセンスアップで読み取られるってことなのか。
ワード線は一度に多くのメモリセルを動かさないといけないため、ファンアウトが大きい。ビット線の方はビット線につながったドレイン端子の接合容量がある。ワードは駆動能力の大きなドライバを使えばいい。理由は一カ所から出ているので駆動能力の大きなドライバを一つ加えるだけでよく、サイズが大きくならない。そのため高いファンアウトにも対応できる。ビット線は駆動能力の高いドライバを使わない。理由は入力側のメモリセルが沢山あるため。ドライバの代わりに受信側のセンスアンプを複雑にする。

信号伝送方式ではワード線にフル振幅を使用して、ビット線はパルス駆動の電流モードを使用する。

SRAMのリードの動作は

  1. ビット線をハイレベルにチャージ
  2. ワード線をアクティブにする

ワード線をアクティブにしたらメモリセルが0か1かでビット線の動作が決まる。ビット線は2本ありプラスとマイナス側がある。どちらもワード線をアクティブにする前にチャージしておく。メモリセルが0のときはプラス側から、1のときはマイナス側から電流をひく。

センスアンプの動作がよくわかっていない。クロックと同期して動作し、ビット信号がアンプで増幅されている愛大に次のビット線からの信号が入らないように遮断するためのゲートを持っている。つまりゲートとクロックを反転接続している。なんでセンスアンプとビット線を遮断しなければならないのかというと、増幅時の負荷容量を下げたいため。アンプの方の動作を理解するのが先か。

SRAMが論理合成できないのはセンスアンプが必要だからか。