組織メモ
ウェーバーの官僚制、テイラーの科学的管理法、フェイヨルやアーウィック、ギューリックの行政管理論
官僚制
- 命令の連鎖
部下はただ一人の上司から命令される。命令の一元化の原則。
- 分業体制
- 公式化
達成すべき目標に向けて、遵守すべき規則や手続きを決めて、メンバーの行動を斉一化しようとする
- 業績重視
メンバーの業績によってのみ評価される。
- 非人格的手続き
個人的な事情や感情ではなく、非人格化された手続きによって上司は部下に対しなければならない。
ホーソン研究所の人間関係論、レヴィンの集団力学、マズロー以降の人的資源論などから、非合理性を見直し、組織論に組み込んだ。
サイモンの意志決定論。人間の能力には限界があるが、その範囲で、できるだけ合理的に判断し、行動すると考える立場。
シェインの心理的契約。組織のメンバーは「人間らしく扱い、仕事と成長の機会を与え、欲求を満たしてくれて、自分のやったことの善し悪しを知らせくれる」を組織に期待。組織は「組織のイメージを高め、忠誠であり、秘密を守り、組織のために最前を尽くしてくれる」ことをメンバーに期待。よって相互依存的。
オープンシステム
外部環境と相互に依存し合う関係の場合、メンバーは状況に合わせなければならず、立場や役割が定まらない。動揺と安定の繰り返しが行動の与件となる。