IT系メモ

興味のあったことや、勉強したことなどをメモしていきます。

ブログ騒動について

某大学生集団が主催するイベントにおいて、運営側の対応の悪さから発生した。本人たちにとって大学での祭りの延長でしかなかったのだろう。漠然とした目標とゆるい組織体制はどこの大学でも見られるものである。むしろ大学生らしいといえる。このイベントにおいても大学生のみの参加であれば単なる旅行での余興の一つで済ませられていたはずだ。
募集内容を見てもこれにより利益を得ようと考えていたわけではないのだろう。バスのレンタル料金、旅館の予約・料理の代金などを考えると一人1万5千円という値段設定は普通と思われる。
ただし、この金額はきちっと計算して出された金額ではなかったと思う。仲間内での旅行を考えれば、予備の予算を各自持っていくというのが普通だろう。たとえ足りなくなっても銀行から引き下ろせば済むのであり、そのオーバーした予算は後でメンバー全員で割れば解決する。おそらくこのような感覚でやっていたものと考えられる。
理由は募集内容と実際のものとかなり違っていたということからだ。料理の写真を適当に入れたのも文章ばかりでは味気ないと思ったのだろう。普段からブログにおいて写真を使うことに慣れているとなおさらだ。
料理以外にも問題点がある。先ず今回の企画にセミナーと詠ってしまったこと。申し込む人にとっての最大の動機は当然これになる。広告塔とされた人気ブロガーと会えるとあり、セミナーが主なイベントであると考えるのも無理はない。普段講演を行っている人も参加するということ、そしてその人の普段の講演料も書かれていることで拍車をかけた。これにより本人たちは単なる小旅行という感覚との乖離となる。おそらく「人気ブロガーといく小旅行」とでも名うっていれば良かったと思われる。
料金の振込先の間違いへの対応の悪さに関してもゆるい組織体制だったことで説明がつく。この組織が渦中のブロガーが主に運営していることは後から分かることであり、この募集内容を読んだ人はこういったイベントを開くだけの運営能力と経験があり、かつバックアップ体制が整っている第3者の集団と思い込んでしまう。が、実質的活動をしているのは本人たちであるため、ここにも募集者と運営側との乖離があると思われる。組織名を使わず活動をしている個人名を連ねておけば良かったのではないだろうか。
さて、ここまで問題が大きくなった原因は何か。キャンセル騒動が広まっていることもあり、主催者側に参加者への申し訳なさから企画を盛り上げられるだけの精神状態ではなかったのだろう。参加者の主催者に対する不信感もありこの企画は失敗に終わる。運が悪いといってしまえばそれまでだが、参加者の中に大手サイトが含まれていた。某探偵サイトは、すでにどのようにでもこのネタを料理することもできることもあって参加している。そして彼らの望んだであろう結果になった。そしていつもの自分たちのテイストに染め上げている。ここに書いてあることは既に料理された後なので事実であるかどうかは判断しようがないが、とりあえず企画が失敗したことは事実である。不信感を持っていた参加者が騙されたと考えるのも無理はない。
そうして先のキャンセル騒動において不信感を募らせていた人物は自分は騙されていたのだという確信をもち、サイトに主催者側とのやりとりを告発することになる。時系列ごとに並べられ、双方実名が出されていることから裁判を考慮して書かれたもの考えられる。ただ文章全体に何やら人気ブロガーの裏に組織立った陰謀があるような雰囲気になっているため、その雰囲気に飲み込まれやすいことは注意が必要である。
ここでは矛先が組織に向いており、人気ブロガーには向いていない。そしてその組織の実態がわからないことから想像が悪い方へと広がっていく。
そのあとのやりとりで組織の代表が人気ブロガーだったことがわかり、そちらにも矛先が向いていく。メールの内容を見てみると、大学でいくら法律を専攻してようともあちらこちらでムラがあるのはよくわかる。大学の法学部を卒業しても半人前としても扱われないので仕方がないのではあるが。
その後は、まあ…、人気ブロガーがつぶれていくんだが…。見てて辛い…。
昨日わざと人に嫌われる記事を某サイトに載せることですべてが解決する方向になるのだそうだ。そのサイトとどういったやり取りがあったかはある程度想像はできる。キャンセル騒動のサイトの方もそのことについてコメントしている。これまでにもこういった争いごとを見てきたものとしては、どうしてもっと早くに民事を起こさなかったのかと言いたい。お金を取りたいとか思っていないというのであれば小額の賠償金を求めれば良かったのではないのか。正直言いたいことは山ほどある。だがそれを吐いたところでどうしようもないことは分かっているので止めておく。




人気ブロガーが自殺しないことを祈るばかりだ。