IT系メモ

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足立幸信「共生への道 その解決とロゴス」(日本図書刊行会,1999)ISBN:4823104757
哲学、宗教、環境問題、資本主義、教育と様々な観点から、共生する為には何をしなければいけないのかが書かれている。ただ扱うテーマが多すぎるためかクリティカルヒットみたいなことはなく、ある意味安心して読めた。個人的には若干物足りなさを感じるが、これから哲学等を学んでいこうとする人には入門書としていいのではないだろうか

さて、やや左から書いてみようと思う
宗教と科学についてだが、人の本質は変わっていないと思われる。つまり神は死んだと言われたその時から原子だの素粒子だのに信仰の対象が代わっただけである。ただ注意しておかなければならないのは、周知のとおり科学は絶対的なものではない。基盤が崩れる可能性が常に付き纏っており社会的、個的原罪にも影響していると思われる。

人が集まるとノスタルジーが生まれる。これがやっかいな代物で、すでに発生したノスタルジーが外の人を招き入れる。連帯を求めて孤立を恐れずを実行する為には、シェルを用意し積極的に関わらないといけない。そうすれば自ずと自己実現できると思われる。このことは、黒船来航時の自由をわがままと勘違いしたように、モラトリアムを履き違えている大学生に望まれることである。

携帯からなので疲れた…



選挙に行かないと民主主義を否定していることになるのでちゃんと行って下さいね