今年買ったもの
LG モニター ディスプレイ 24UD58-B 23.8インチ/4K(3840×2160)/IPS 非光沢/HDMI×2、DisplayPort/ブルーライト低減機能
- 出版社/メーカー: LG Electronics Japan
- 発売日: 2016/09/28
- メディア: Personal Computers
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4Kディスプレイがかなりやすくなり3万円台で購入できるようになった。
4Kの映像を見る機会は多くなってきたのだが、4Kディスプレイがなかったため、購入した。
結果としてこの大きさのものであれば、4Kは必要はなく、文字の大きさの調整なり、他のディスプレイとウィンドウの移動などを考えると、劇的によくなるといったものではなかった。
I-O DATA モニター ディスプレイ 43型 EX-LD4K431DB (4K/60Hz/DisplayPort搭載/リモコン付/3年保証/土日もサポート)
- 出版社/メーカー: アイ・オー・データ
- 発売日: 2017/07/28
- メディア: Personal Computers
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そんなこともあり4Kの43インチも追加で購入した。こちらは買うときに確認を怠ったのがグレアだった。ノングレア好きのため、ちょっと失敗した。
このクラスの大きさでも4Kだけあって、ドットが気になるといったことはない。
ただ画面4分割などが上手く使えるかというと、Windows10側の使い勝手がイマイチといったところ。
万能なものはないということか。
Thinking Machines 機械学習とそのハードウェア実装 (NextPublishing)
- 作者: 高野茂幸
- 出版社/メーカー: インプレスR&D
- 発売日: 2017/05/08
- メディア: オンデマンド (ペーパーバック)
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今年も昨年に引き続き、機械学習ブームであったわけだが、Google のTPU2が話題になる一方、他のハードについては話題に上がることはそうそうなかった。
そんな中、かなり詳細に色んなハードについて記載された本書は貴重だろう。
PEZYの件でもわかるが、日本においてコンピュータアーキテクチャはx86であり、フリーランチが終わったと言われて久しいが、求められているのはフリーランチを実現するハードである。
GPUを支える技術 ――超並列ハードウェアの快進撃[技術基礎] (WEB+DB PRESS plus)
- 作者: Hisa Ando
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2017/06/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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A.I.と暗号通貨という金融市場に上手く入っていけたNVIDIAが今年も勢いがあった。
お金を出してもすぐに元が取れるというのは魅力的なようだ。
ソフトウェア技術者のためのFPGA入門 機械学習編 (技術書典シリーズ(NextPublishing))
- 作者: 石原ひでみ
- 出版社/メーカー: インプレスR&D
- 発売日: 2017/10/13
- メディア: Kindle版
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機械学習とついているが、ほぼほぼFPGAである。入門なのでしかたないかもしれないが。Amazon EC2 F1でサーバーにFPGAが使えるようになり、続いてBaidoもバックエンドにFPGAが使われるようになり、データ移動だけで電力が馬鹿にならなくなってきたのでアクセラレータとしては良いのかもしれない。
Event-Based Neuromorphic Systems
- 作者: Shih-Chii Liu,Tobi Delbruck,Giacomo Indiveri,Adrian Whatley,Rodney Douglas
- 出版社/メーカー: Wiley
- 発売日: 2015/02/16
- メディア: ハードカバー
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IBMのTrueNorthのようなものもボチボチ進んでいる。とはいえ大量にGPUを用意した物量作戦か、TPUのようにアクセラレータに特化した方がもう少し続きそうな感じである。
- 作者: Paul R. Prucnal,Bhavin J. Shastri
- 出版社/メーカー: CRC Press
- 発売日: 2017/05/26
- メディア: ハードカバー
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膨大な電力と引き換えにGPU+アクセラレータで電脳を実現したとしても、数年かけて減価償却しないといけない1人の代わりににしかならない。
フォン・ノイマンのような人の代わりになるようなら、まだ使い道もあるだろうが、1人を完全サポートするためには足りない。
TrueNorthのその先へということで光である。
TureNorthを大量につなげてスパコンを作ろうとしてもイベント数が多すぎて出来ないので、光を使おうというわけだ。
センサーシティー 都市をシェアする位置情報サービス (#xtech-books(NextPublishing))
- 作者: 中島円
- 出版社/メーカー: インプレスR&D
- 発売日: 2017/09/29
- メディア: Kindle版
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バルセロナの都市を1つのOSと定義し、色んな物をつなげてやろうという意欲的な計画である。githubもある。
人工知能、フィンテック、仮想通貨、グローバリゼーションなどについて、別の視点からの意見が欲しかったので読んだ。
富裕層が納める税に見合った公共サービスを得られず、富裕層だけの都市を作ろうという流れがあり、気にしている。
人格矯正用の道徳ピルがCRISPR-Cas9で実現すれば、芝麻信用で将来生活保護を受けなければいけないと人工知能が判断した場合、多くの人は、自分の税金でなぜダメな人を助けなければならないのかと、道徳ピルを飲ませることに賛成するのではないか
ポケモンGoで、既にサーバー上で動くプログラムが現実空間の人間を動かすことを証明してしまったわけで、人間をアルゴリズムの一部とすることに興味があり、Amazonの中の人がどのように考えているのか気になって読んだ。
ペンタゴンの頭脳 世界を動かす軍事科学機関DARPA (ヒストリカル・スタディーズ)
- 作者: アニー・ジェイコブセン,加藤万里子
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2017/04/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ネットやGPSで有名だが、最近だとSiriも元をたどればDARPAである。
「技術的サプライズ」に対応するために何をしているのか、黒船が来ないと動けない日本と何が違うのか、気になって読んだのだが、過去の話を書いたものであり、個人的に残念だった。
- 作者: フィリップ・E・テトロック,ダン・ガードナー,土方奈美
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2016/10/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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