IT系メモ

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A.I.はサイバーシン計画の再来となるのか

サイバーシン計画 - Wikipedia

 

サイバーシン計画 (サイバーシンけいかく、Project Cybersyn) は、サルバドール・アジェンデ政権期間中のチリで1971年から1973年にかけて行なわれた、計画経済を効率的に管理するための、サイバネティックスに基づくシステムの構築・運用の試みである。 これは首都サンティアゴにあるコントロールセンターの単一のコンピュータとチリ各地の工場の間をテレックスで接続し、実時間で工場からデータを収集し、オペレーションズ・リサーチにより最適化して導き出した生産計画を用いて、工場に対してフィードバック制御を掛けることを目指していた。システムの基本設計はオペレーションズ・リサーチの研究者であり当時の経営へのサイバネティックス応用における教祖的存在でもあったイギリスのスタッフォード・ビーアにより行なわれた。 

 

計画経済と言ってしまえば、そんなの上手いこといきっこないよと言われるのだろうが、A.I.の話が絡んでくると、A.I.がデータから上手いことパラメータを調整してくれるのでは?と期待されてしまっている。

では歴史に学べということで、過去にはチリで計画経済のためにやっていたものがある。IBM 360のワークステーションで実施していたそうだ。

既に流通でやっているのと規模だけでしか変わらないという人もいるだろう。

中国のネットと現実の垣根を超えた評価データに基づく予測が出来るようになると、計画経済も出来てしまうのかもしれない。本当にビックデータの成長で計画経済ができてしまうのか?

投機目的を持っている人からすると、A.I.の判断の裏を取ろうとするだろう。はてさて。