IT系メモ

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自動運転が一般的になると、タクシーの代わりに広告車に乗るようになるか

自動運転が広まると、街中を走っている自動運転車を呼ぶようになるという、Uber方式が想像しやすい。

とはいえ、街中を走るのにも燃料が必要となるので、燃料代を何かしらかで稼ぐ必要が出て来る。コインパーキングが自動運転の充電場所に置き換わるのだろうが、それだと稼働率も下がってしまう。

となると、広告を載せた車を街中で走らせようという流れになるのではないだろうか。Googleとしては車を製造したいわけではないと思われるので、自動運転車に広告をいかに載せるかということになってくる。
Googleとしては車をオープンハードウェアとして競争させ、価格競争に持ち込めればいいという戦略だろう。

では、どういう広告が表示されるだろうか。
映画が始まれば街中が映画の広告が付いた車が走ることになる。これは乗っている方も気にならないだろう。
出会い系などの広告が載った自動運転車だとどうだろうか。乗っている方から外を見ると、視線を感じることになるので、こっ恥ずかしいものになる。

自動運転車の価格に応じてサービスが決まるだろうということを考えると、一番値段の安いものは、出会い系などの広告が載った車であり、次に映画なりの広告が載った車、その上が広告のない今見ている乗用車といった感じだろうか。

Web広告がアクセス数をカウントしているように、広告をつけた自動運転車も、広告を見た人数をカウントする必要がある。
自動運転車は街を3Dスキャンしながら走ることになるが、それと同時に歩行者の視線の検出しなければならない。

大量のお金を広告主がつぎ込んだら、交差点の信号をすべて赤にしたあとに、交差点のど真ん中で広告車がアピールするといったことも考えているだろう。

Googleとしては実際に広告の効果があったかどうかまでわかるようにしたくはない。車に載った広告によって実際に物がいくら売れたのか、映画館に何人向かったのかを指標としたくはない。Googleからすると成功報酬として利益を上げるのではなく、実際に売上に結びつかなくても、何かしらかの数値で、効果があるように見せられればよい。

広告を表示した車にスマフォを向けると、プッシュ通知で広告サイトに誘導というのもやりたいだろう。映画の広告だと、カレンダーが表示されて空いている日のチケットを交差点で待っている間に買うといった感じだ。
カップルで信号待ちしているときに、車を撮って映画を見るデートを決めるといったのが日常的になるかもしれない。