AIに学習させるものについて
上の記事の中で、人間がどう判断しているかという内容がある。
同時に「記者の視点」も学ばせた。決算短信には「当社の努力により利益が拡大した」などあいまいな記述があったり、赤字なのにポジティブな記述しかないなど整合性がとれない部分もあるが、記者はそれらを無視し、客観的で整合性のある部分のみをピックアップする。AIでもそのような価値判断ができるよう精度を磨いた。
さてAIが記事をほぼほぼ書いてしまった後は、この学習データをどうやって用意するのかが気になっている。整形を変えているだけなので機械に任せてしまったらいいというのはごもっともな指摘ではあるのだが、新人の教育材料としての役割というのもあるだろう。
次のシステム更新時に元データの選別ができなくなるので、動いているものは触らないという風になるのか、そのあたりが気になるところ。
