メモ
- 人口ボーナスがなくなり、高度衰退期に入る。
「失われた20年」は後から見たら「失われなかった20年」と認識が変わる。 - 少子化は全員が結婚し子供を3,4人産まない限り止められない段階に入っている。
「少子化が進む」のを防ぐことはもうできない。
移民受け入れをしたとしても30年後の1億人を割り込むのを防ぐだけの人数を受け入れられるくらい裕福ではない。
働ける時期だけ日本に来てもらって老後は他国で過ごしてもらうという都合のいいことはできないだろう。 - 自動運転車はセンサーの数が多いため単価が下がらない。
法律ですべて自動運転車に規制されたとしても、中古車市場がある限り、最新の自動運転車と古い自動運転車の間で祖語が起きる。 - 空飛ぶドローンは音がうるさいのをなんとかしないといけない。
商品配達にドローンを使う場合、人がドローンを捕獲することに対応しないといけない。
ドローンを捕獲して売る方が儲かる。職を奪った恨みの対象としてドローンに石を投げることも出てくるはず。 - 衰退期に入り、閾値を超えた時点で、現在の倫理観は期待してはいけない。
ドローンはどこでも配達できるのではなく、特定の安全が確認できた場所を選択するような形も検討される。 - 多くの人が望む「裕福でなくともこそこの生活」は実際はかなりの出費がかさむ。
他人が絡むところはお金を惜しむことができないので、目に見えて下がっていかないが、目に見えないところの出費を抑えていく。
長期的な視点で不安がある場合は、短期的なエンターテイメントに目が向く。 - 人工知能は個々人に合わせてくれるほどコストが安くない。
個々人に合わせてくれるようになるには、個々の人が払ってくれる金額よりも安い価格で人工知能の学習をさせる必要があるが、現状の延長線では難しい。
人工知能が出すアウトプットに対して環境適用能力が高い人間を合わせこむ。 - 一番最初に使う金額がアンカーとなる。
スマフォ世代がマリオランの金額が高いといっているのはこのため。
ファミコン世代は1万と常に比較するが、スマフォ世代はゼロ円との比較となる。
何円なら大丈夫かというのは、設問として間違えている。
ゼロ円と10円では全然違っていることはAmazonが証明している。 - PCもスマフォも個人のアウトプットを効率的に増やすのには至っていない。
消費速度は上がったように見えるが、個人の考えをまとめてアウトプットするなどはない。
よって全自動化で並列化する方向にいく方がアウトプットは増える。
生産性は人を介さないように投資するしか増えない。 - VRもどうようで人を介してコンテンツを作るようにしている限り、消費速度が生産速度を余裕で追い抜かしてしまう。
ニコニコが最終的にプロの作品のみになり、ニコ生もタレントになりテレビとなったように最終的に質が勝つが、最高の体験が必要といっている間に冬の時代に戻ってしまう。
人は煩わしいと思いつつも、最後は人の興味は人に戻る。Twitterの自撮りでしかり、Facebookの家族写真であり、YouTuberしかり。
終わりなき日常を生きるのは辛い。だが将来的に今の日常が終わり悪い未来しか見えない。だから終わりなき日常の方がましと望む。