IT系メモ

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「縮小ニッポン」での印象

news.mynavi.jp

 

元になっているデータは下のものだと思われる。

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地方についてはもう既にヤバイ状況だというのは体感できる状況だが、首都圏一極集中に見える現在において、2020年以降は東京でもヤバイ!というので盛り上がっているのだと思われる。

まだ働き盛りの人が多い、若い人が多い首都圏だが、高齢者の比率が増えるので、町並みも変わらざるを得ない。

 

人口が減るので空き家も増える。空き家は家が朽ちるだけでなく、上下水道を詰まらせるなど周辺にも影響が出てくる。

 

まだ一部の有名人が不動産投資を、などと言っていたり、皆がオリンピックまでは大丈夫と楽観視している(一部の中国投資家は撤退し始めているが)のでまだ持っているが、その後は夢から覚めざるをえない。
みんな気づいて不動産を手放そうとする不動産パニックが起こる。

地方から出てきた場合でも、親が死んで地元の地方に空き家を持ったまま、空き家放置による固定資産税が6倍となり、収入がそれほど多くないにもかかわらず高い税金にもっていかれる。かといって地方で土地が売れるわけもなく、空き家を解体する費用も出すだけの余裕もない、といった感じである。

地方のイオンも空き店舗が増えていき、なんとか活用しようとイオンに老人ホームが入る時代になるかもしれない。
既にイオンの休憩所で、一日時間を潰す老人が目立つようになっているが、コンパクトシティ的にいいのかもしれない。

 

最後にやはり日本は言霊信仰というべきか、最悪のシナリオを考えると馬鹿にされるというか、お金を出す人が間に合わなくなった状況にならないと動かないというか、センセーショナルなパッケージングしないと動かないってことだろうか。