IT系メモ

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フジフィルムGFX 50Sの印象

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ミラーレス中判がフジフィルムから出てくるとずっと噂になっていましたが、ついに発表になりました。

詳細なスペックについてはまだ出ていませんが、テスターが使用している動画は上がっており、完成度はすでに高そうです。


GFX challenges with Hiroshi Nonami / FUJIFILM

 

有効画素数5140万画素ということで、645Z・PhaseOne・ハッセルブラッドと同じセンサーということでしょうか。
フジフィルム製という話があり、カラーフィルタの配列が他と違っている可能性はあります。

さて同じセンサーということになると気になるのが画質になります。
中判だと16bit CCDが出す繊細さが売りであり、単純にピクセル数が増えるだけではあまり意味がありません。
センサーが大きくなってボケやすくなるじゃないかと思われるかもしれませんが、F2.8のレンズまでしか使わないのであれば、35mmフルサイズのほうがボケが大きくなります。

先行しているPhaseOneもサイトで謳っていますが、トーンについてはCCDの方がまだ分がありそうです。

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気になる画質なのですが、サンプルを見ると若干コッテリした感じに見えます。
キヤノンのように無理にシャープネスをかけて輪郭が強調されているわけではないようです。これだけ絞っていたらもう少しシャキッとしていてもいいかもしれませんが。

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肌色の難しいところですが、微妙な色合いを表現したいわけで、どれくらい細かい調整に耐えられるのか気になるところです。