PC売れなくなっているので、疑問などをメモ
現状の自分の理解は以下
- スマフォとタブレットの販売台数の増加はもうないが、PCの販売台数は減少傾向
- スマフォとタブレットとPCを両方使っている感覚からすると、PCは生産するためのものだが、スマフォとタブレットは消費するためのもの
- 大学生などはスマフォを買うだけで精一杯。PCを買ってネット代金を毎月払うのはキツイ。なのでスマフォでレポートを書いたりする。
OSがアップデートされても生産性は向上しない。
Windows 10に勝手にアップデートされて、生産性が上がっているかというと、上がっていないのではないか?というのがある。
ITを活用するとコストが下がりますよーというので、じゃあ投資するかとやってきた人だと、アップデートのたびに経費がかかってしまいコスト下がってないじゃないか、ということではないか、というのが仮説である。
ITを使って利益を増やせたと実感しているところだとどうかというと、Win10になって生産性が上げられるものは少ないはず。なぜならブラウザだとかAdobeだとか、使うアプリは決まっていて、OSの機能は微妙なところだろう。
新しいPCを買うよりかは、ディスプレイとメモリを追加した方が生産性が上がると思っている人は多いのではないだろうか。
PCを買ったらセキュリティ対策のコストとリスクが上がる
家庭でPCを使うときに、ブラウザが動かせるとか、カメラで撮った写真が見られるとか、そういうことしかしないのだと、スマフォで事足りるということだろう。
なのにウイルス対策ソフトを入れないといけないとか、スマフォとは別途ネット回線代金払わないといけないとか、そういうところにお金をかけている余裕はないと。
人から見える部分はまだ投資できるが、人に見えない部分は少しでも節約!という感じではなかろうか。
なにか作ろうと思わない、消費できればそれでいい。どういうコンテンツを消費しているかがかっこいいの指針
何かしら作業をして、物を作ろうとするとPCは必要になるが、ものを作ってネットで発表すると批判ばかりで疲れてしまって、消費するだけの方が楽ということではなかろうか。
何かを作って発表したとしても、Twitterなどで話題になることはない。
それよりかは話題になっているものを消費したのを載せて、同じものを消費している人から反応をもらうほうが満足感が高いのだろう。
PCで作業するのがキツイ・仕事は出来ない、スマフォ・タブレットは今時で仕事が出来るイメージ
パワポで資料を作ったとしても、今時のデザインのものが出来るわけでもなくダサい。
あとスマフォやタブレットの広告のイメージが先に思い浮かべて、スマフォやタブレットで仕事をしている方がスマートであるというイメージがあるのではなかろうか。
プログラミングなんてのはキツイというイメージしかないし、一般の人のイメージだと営業の方がかっこいいのだと思われる。
PCで儲かるイメージがわかない
多分これだと思う。PCで何か作って儲かるなら買うかと思うが、今の日本だと何を作ろうが儲からないんだろう。
PC単体の性能が足りない
個人的にはこれがある。有り余るくらいの計算能力がないんだと思う。
例えばディープラーニングでも個人で夜中にバッチ流しておいて儲かるなどだとやるのだろうが、そんなことはないんだろう。
個人の足りない能力をエンパワーメントしてくれない
思考プロセスを整理してくれるとか、思考するときの型を用意してくれるとか、AB案を出したらC案をPCが提案してくれるとか、やれることが限られているのだと思う。
あとは自分の知らないことを教えてくれるとか、能力を上げてくれるとか、そういうことが出来ないのだ。