IT系メモ

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Profoto B2の雑感

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http://profoto.com/offcameraflash/ja/the-products/b2/

Profoto からB1に続き、オフカメラフラッシュということで出てきました。
B1はモノブロタイプでしたが、ジェネタイプです。一つのジェネで2つまで出力できると。
詳しいスペックはニュースサイトを見たり、デジカメWatchに使用レビューがあるのでそちらを参考にしてください。


デジカメアイテム丼:“ストロボヘッド+ジェネレーター”分離型の使いやすさ! - デジカメ Watch

 

気になっている点ですが、B1の光がソフトボックスなどを付けても使いにくかったのですが、ヘッドが同じなら多分同じ感じなのだろうなーと思ってます。(自分はそのままではなく小細工してます)

ロケに使えるということなのですが、ヘッドへのコードがあるので、せっかくB1でコードレスになったのに、コードにひっかけそうで怖いです。1灯でジェネをスタンドの下の方においている場合は良いですが、2灯目を離そうとすると辛いところ。
1灯だけの出力にしても良いんじゃないかという気がします。

出力についてもジェネ側で操作することは起動時しかないでしょうし。AirSync使う限りは手元で出力調整してしまう気がします。

メリットはジェネをスタンドの下において重しとして使えるので、B1の時のようにスタンドを一回り大きくする必要はなさそうということでしょうか。B1の時は外で使うときは不安定でしたから。なんせB1は重たかったので。

ソフトボックスもロケ向けに軽量で、組み立てが簡単な新しいタイプが販売されるそうです。

 

さてProfotoはかなりの金額で出してきたわけですが、流行っている中国製のストロボを買う層にどう売っていくのか気になるところです。

クリップオンでは中国のYONGNUOが有名です。

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Yongnuo's YN600EX-RT Now Selling, Looks Remarkably Similar To Canon's 600EX-RT Flagship - DIY Photography

 

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こっちがキヤノンの600EX-RTですが殆ど同じです。

カメラボディ本体に付けるトリガー側ですが

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こっちがキヤノンのST-E3-RT

 

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こっちがYONGNUOのYN-E3-RTです。
動作もほぼ同じ。安いからシンクロ抜けあるかというとそういうこともないです。

 

それでYONGNUOと同じように出しいる会社もあって、Shannyという会社のSN600C-RTというのがあります。

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トランスミッターはSN-E3-RT。

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こういうのでなくても6000円くらいでガイドナンバー58などのストロボが買えてしまうからこそ、ストロボを使う人が増えてきたので、あってB2の1灯29万8000円という価格設定は高すぎる気がしています。(技適マークがないのに使うのはけしからんといっても、そんなお金出せないということで、使ってしまうのが現実でしょう)

同じことが出来るなら価格が安い方がいいです。その分他にお金をかけることが出来るので。B2を買うお金で中国製ストロボを買って、ソフトボックスなどを購入した方が良いのでは?という気がするので。
結局B2だけ買っても直当てする人は殆どいないので、ソフトボックスなど購入しなければならずハードルが高いなぁと。

 

ニッシンさんや、Profotoさんがストロボ講座を開き、初心者向けにもちゃんとサポートしていっているわけですが、それは製品を買ってもらうのにつなげるためでしょうし、ストロボ講座を受けても中国製ストロボを買われてもなぁという気がしているんですがどうなんでしょうか。

日本人的に、皆が使っている中国製ストロボを使うのが正義であり、そこから高い製品を使うのはけしからんというのが、現状な気がするのですが。

細かい仕様をみればそりゃ完成度は高い方が良いところもあるのですが、それよりも使い方の面が大きいので、ニッシンさんなりProfotoさんは講座を開いているのでしょうけど。普通の人に差が見えるのか?という疑問があります。