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lsmod
lsmodコマンドは、現在カーネルにロードされているモジュールを一覧表示することができる。表示結果にはモジュールの名前とメモリ上でのサイズ、そのモジュールを参照するモジュールの一覧が表示されている。
rmmod
rmmodコマンドはロードされているモジュールをアンロードするために使用する。
modprobe
新しいデバイスを実行中にシステムに組み込んで利用する場合に、モジュールを手動でロードする必要がある。そのときに利用するのがmodprobeコマンドである。modprobeコマンドはモジュールの依存性を考慮し、指定したモジュールを利用するのに必要なモジュールがあれば、それも同時にカーネルにロードする。また"-r"オプションをつけて実行すると指定したモジュールと依存関係のあるモジュールも同時にアンロードすることができる。
lspci
システムの全てのPCIデバイスとそこにつながっている全てのデバイスに関する情報を表示する。
traceroute
tracerouteは二つのホスト間の経路情報を出力する。始点となるホストから終点となるホストまでにパケットが到達する間の、すべての中継ホストの情報とRTT(Round Trip TIme)を出力する。具体的な動作は、送信するパケットの生存時間(TTL)を1から順番に増やしながら送信し、ICMP Time Exceededを返してきたホストをその経路としてリストアップしていく。設定通りの経路でパケットが届けられているか調べるのに利用する。