IT系メモ

興味のあったことや、勉強したことなどをメモしていきます。

日本でも個人が生放送で商品を売るようになるか

ライブコマースは中国で出ているわけだが、日本の場合だと、生中継というよりかは、商品提供してもらったのを動画で紹介するところにとどまっている。

 

もうスマフォで動画を見るのが定着しており、右の欄に商品がありそれをクリックで購入する。

 

とはいえ、生放送は日本人には向いていない感じもしている。生放送はダラダラとした感じがあり、かつ時間が拘束されるわけで、アイドル系以外のようにコメントでコミュニケーションするようなもの以外はどうなのだろう。

 

出演側からもダラっとした感じではなく、テンションを上げていかないといけないところにハードルはある。

 

コミケのような数が限定されているなどのような場合は、一斉に広まるような感じがある。

Amazonの未来を想像する

anond.hatelabo.jp

 

Googlezon」というグーグルとAmazonが合わさると言われたのが10年以上前だ。
国という枠を飛び越えているのも確かだろう。
アフィリエイトマーケットプレイスによってAmazonに生命線を持たれている人もいるだろう。


より多くの人を抱え込もうとしているわけだが、Amazonが考えるカテゴリーに入っていない人には恩恵がない。通販でどこでも配達してくれるじゃないかと思うかもしれないが、配達業者がサービスを提供してくれるから大丈夫なのであって、Amazonではない。配達が遅延して、客の不満が出るところは他社に任せておいて、いいとこ取りできるポジションをキープするのがAmazonである。

Amazonは、人々を導くことはしない。お前の人生を考えると我慢して今はこれをしておくのが長期的にお前の利益になるのだ、ということはない。
(十年後なんてわからないのだから)今買って遊んで楽しんで!を提供する。

Amazonがマシュマロ実験をするのだ。家の中にカメラが入り、マイクが入り、全てを管理した上で、ワンボタンで欲望を満たせるようにしておきながら、Amazonが考える人生に乗ろうとすると、自身で欲望を制御しなければならない。

今のAmazonにも弱いところがある。Amazon自身でよりハイスペックで高級な生活を提供できない。高級店と提携、買収をして、それまで縁のなかったような人にも、ちょっとした贅沢を提供するのはAmazonにはできるが、それが普通に落ちた後に、Amazon自身がよりハイスペックなライフスタイルを提供することは出来ないのだ。

 

ホール・アース・カタログになると思った?残念、AmazonAmazonなのだ

 

 

深センについて思うこと

kbaba1001.hatenablog.com

はてブで話題になっていたので、思ったことをメモしておく。

 

おそらく日本人が求めているものとは違う

youtu.be

YouTuberでものづくりをしている人もいて、日本でここまでガチでやっているとひかれるだろう。昔のニコニコ動画だと、サブカルチャーに寄り添って来てくれる、作ってみたの人は受け入れてくれたわけだが、YouTuberとなった場合には、求められたのはエンタメの芸であった。

 

何より深センで定期的に話題になるのだが、GoogleAmazonAppleの話題の方が毎日賑わっているのである。お金になりだが、実際に自分達にお金が回ってくるのを待っている感じではないだろうか。

 

また作るよりも、アリババから越境で日本に転売した方が賢いと感じる人は多いのではないか。もしくは金融や不動産で儲ける方がいいと考える人が多いのではないか。

 

技術はローカライズするもの

シリコンバレーを目指しても日本にできなかった。日本に深センを目指しても同じくできないと思っている。(渋谷にビットバレーを目指してまた動きがあるようだが)

 

寿司がカリフォルニアロールやスシタコスになったように、ローカライズされる。ピザもそのまでは受け入れられず、ニューヨークピザだったり、シカゴピザだったりにアメリカで独自に変わっていった。

 

同様に解決する課題もローカライズされている。GoogleFacebookAmazonがアメリカと日本でサービス内容がかなり違うように、アメリカ人がアメリカの課題を解決してきたように、深センの技術者は中国の課題を解決してきた。そして世界中のチャイナタウンからの課題も深センに集中してきたところがある。

 

日本のエンジニアが、自分の周囲の課題を解決しても、他国の課題を解決できない。中国に進出した企業が日本のやり方を持っていっただけでは失敗している。深センにあるものをそのまま日本に持ってきても訪日客に優しいというだけになってしまう。

 

技術の情報量不足

中国のWebを見ていると、海外からの技術情報の翻訳がかなり多いし、早い。あと独自の情報もある。

日本はというと、英語から日本語への翻訳は早いが、中国から日本語への翻訳はあまりない。

 

日本人が求めているのはアングラではないか

闇市の延長が転売経済圏ではないかと思うことがある。VALU、タイムバンク、ビットコインMERY問題あたりで、グレー色の強いものに熱狂し易いように感じている。

深センに力を感じるのは、グレー色があるからという気がしているのだがどうだろうか。

 

投資額

やっぱり金だろう。しかも一回ではなく、ビジネスが育つまで持続的にお金が入る仕組み。